日本の次世代電池戦略、経産省が誤り認め異例の反省表明…「全固体電池」の夢を美化しすぎ、電池産業崩壊の危機
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次世代電池の基本戦略 経産省が誤りを認めたわけ
「全固体電池」の夢を美化しすぎて異例の反省表明に至るも、電池産業崩壊の危機が迫る木代泰之 経済・科学ジャーナリスト
経済産業省の蓄電池政策をめぐる文書が話題になっている。それは今年3月に開かれた「蓄電池産業戦略検討官民協議会」に提出された資料(以下、本稿では「文書」と表記)で、蓄電池政策の基本戦略が誤っていたことを率直に認める内容だったからだ。