【JR東日本】コスト削減で500駅から〝時計〟撤去 地元困惑「いい得ぬ喪失感」
駅の改札口やホームに設置されている時計が姿を消しつつある。JR東日本は今後10年間で約500駅を対象に時計を撤去し、コスト削減を進める計画だ。新型コロナウイルス禍で採算性が悪化しており、28日には1キロ当たりの1日平均乗客数が2千人未満の地方路線の収支を公表したばかり。JR東は「鉄道をサスティナブル(持続可能)なものとするため」として撤去に理解を求めるが、時計がなくなった駅の地元からは「正確な時計の設置は鉄道事業者の当然の責任だ」と反発する声も上がる。