欧米、ロシア編入「国連憲章・国際法違反」 一斉に非難
国連総会で20日、世界193の加盟国の首脳級らによる一般討論演説が始まった。同日に親ロシア派やロシア軍の支配下にあるウクライナの4州でロシア編入をめぐる住民投票の実施が発表されたことを受け、国連憲章や国際法の違反だと欧米から非難が相次いだ。フランスのマクロン大統領は同日の演説で「ロシアが偽の住民投票を実施しても、軍事的に自分の意志を押し通すことはできないと理解すべきだ」と強調したうえでウクライナ侵攻は「帝国主義と植民地時代への回帰だ」と指摘した。