品川区長選で異例の「再選挙」 トップ不在の臨時体制 今後の流れは
2日に投開票された東京都品川区長選は、いずれの候補者も有効投票の総数の4分の1以上の法定得票数を得られず、公職選挙法の規定により再選挙が決まった。現在の浜野健区長が任期満了で退任した後は地方自治法に基づき、新区長が選ばれるまでの間、職務代理者が置かれる。トップ不在の臨時体制で、区政はどうなるのか。「まだ何も決まっていませんので、確たることは申し上げられないんですよ」投開票から一夜明けた3日午前、品川区の担当者は、せわしげな口調でこう語った。