NYダウ続落、終値630ドル安の2万9296ドル…さらなる利上げに懸念
7日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比630・15ドル安の2万9296・79ドルだった。値下がりは3営業日連続。7日に発表された9月の雇用統計(季節調整済み)で失業率が前月から低下し、雇用環境の堅調さが改めて浮き彫りになった。インフレ(物価上昇)抑制のために米連邦準備制度理事会(FRB)がさらなる利上げに乗り出し、金利負担の増加で景気が冷え込むとの懸念から、半導体大手インテルやIT大手マイクロソフトなど幅広い銘柄が売られた。