【愛知】点滴治療中の20代女性にキス、胸触る…医師に有罪判決「立場を悪用して卑劣」
点滴治療中の女性の体を触ったなどとして、準強制わいせつ罪に問われた愛知県愛西市、医師横井宏志被告(67)の公判が7日、名古屋地裁であった。宮本聡裁判長は「医師の立場を悪用した卑劣な行為だ」と述べ、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。判決などによると、横井被告は2016年7月、自身が経営する同市内のクリニックで、点滴を受けていた女性(当時23歳)が抵抗できない状態にあることに乗じ、キスをしたり胸を触ったりした。