【訃報】三輪車で屋台走らせ70年「わらび餅のおっちゃん」死去 川西俊一さん、102歳で 洲本市
屋台付き三輪車で兵庫県洲本市の市街地を走り、約70年にわたり、あめ細工やわらび餅を販売していた同市の川西俊一さんが8日、老衰のため同市内の介護老人保健施設で亡くなった。102歳だった。30歳の頃から義父の行商をまねて販売を始めた。2009年度には、あめ細工で県芸術文化協会の「ふるさと文化賞」を受賞。90歳を過ぎてからもわらび餅を作り続け、地元の子どもたちや観光客に「わらび餅のおっちゃん」と親しまれた。