【阿武町給付金誤入金事件】田口被告の無罪主張にも一理あり? 「4630万持ち逃げ男」弁護士の言い分
「週刊文春」編集部
新型コロナ対策の特別給付金4630万円が誤入金され、全国の注目を集めた山口県の男。電子計算機使用詐欺罪で起訴された田口翔被告(24)の初公判が10月5日、山口地裁で開かれ、無罪主張を展開した。司法担当記者が解説する。「田口被告は今年4月、山口県阿武町が間違って振り込んだ現金をオンラインカジノ用の決済口座に移し替え、これが『電子計算機使用詐欺罪』に当たるとして起訴されました」黒いスーツに長い髪を後ろに束ねた田口被告。