NHK受信料の徴収業者が破産 コロナ禍で戸別訪問控え、売上高低迷
山形県内でNHK受信料徴収のための訪問業務を請け負っていた仙台市の業者が仙台地裁から破産手続きの開始決定を受けた。決定は7日付。負債総額は今年6月期末時点で約1億1700万円とみられる。他の事業の低迷に加え、コロナ禍で戸別訪問を控えたことが影響したという。帝国データバンク仙台支店の19日の発表によると、仙台市青葉区の「cocodeTV(ココデティービー)」は広告業やラーメン店などの経営に加え、山形県内でNHK受信料の徴収の仕事を行っていた。