働く人の6割近く“物価上昇に賃金追いつかず” 連合総研が調査
物価の高騰が続く中、労働団体「連合」の研究機関が行った調査で、企業で働く人の6割近くが物価の上昇に賃金の伸びが追いついていないと回答しました。調査は「連合総研」が首都圏や関西圏の企業で働く20歳から64歳までの男女2000人を対象に、年に2回行っていて、31日は10月の結果が公表されました。それによりますと、物価と賃金の状況を1年前と比較して聞いたところ、▽「物価の上昇の方が賃金の伸びより大きい」と回答した人が57.4%と、6割近くを占めました。