部活動は「労働時間」 私立校が認め、運動部顧問に解決金185万円
長崎県の私立高校の50代女性職員が、顧問を務める運動部の指導時間に対する時間外賃金などとして、高校を運営する学校法人に計約1600万円の支払いを求めた訴訟が長崎地裁であり、学校側が部活指導を労働時間と認めて8日、和解が成立した。女性の代理人弁護士が9日、明らかにした。和解条項は、部活動での練習指導や大会の引率など、顧問としての活動時間が労働時間にあたると学校側が認め、2018~19年度の時間外賃金を算定した額に相当する185万円の解決金を支払う内容。