自治体アンテナショップ、都心で閉店相次ぐ…コロナ禍・ネット通販が影響
自治体が特産品や観光地などの情報発信拠点として都心部に開設したアンテナショップの閉店が相次いでいる。コロナ禍やインターネット販売の広がりで客が減り、高額な賃料も重荷になっている。「都心で地方の魅力を体験できる」と人気を集めたアンテナショップは岐路に立たされ、自治体はPR戦略の見直しを迫られている。(服部有希子)44万人減
2008年に開店し、13年度に約58万人が訪れた群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」(銀座)が昨年12月、閉店した。