【新型コロナ】コロナワクチン 高齢者は若い人より効き方が弱い、重症化予防には効果…京大チーム発表
新型コロナウイルスのワクチンについて、高齢者は若い人よりも免疫細胞の反応が弱くなっているとする研究結果を、京都大チームが発表した。高齢者ではワクチン接種が強く推奨されるものの、免疫反応にブレーキをかける分子が活発に働く傾向があるという。論文が国際科学誌に掲載された。京大iPS細胞研究所の浜崎洋子教授(免疫学)らは、米ファイザー製のワクチンを2回接種した23~63歳の成人107人と65~81歳の高齢者109人を対象に、血液中の免疫細胞の変化を調べた。