グーグルAI、デモで誤答 応答ソフト、正確性が課題
米グーグルの人工知能(AI)を活用した対話型の自動応答ソフト「Bard(バード)」を巡り、公式デモ画面の対話例でバードの回答内容に事実関係の誤りが含まれることが8日分かった。複数の米メディアが報じた。AIを使った自動応答ソフトの開発競争が激化している中で、正確性が課題となっている。グーグルが6日に公開を始めたデモ画面は「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の新発見について9歳の子どもに教えてあげられる事柄は」という問いに対し、バードが「太陽系外の惑星の写真を初めて撮影した」と回答した。