【熊本】外国産を「熊本産アサリ」と偽装 水産会社と社長に罰金100万円
外国産アサリを国産と偽って販売したとして、福岡区検は27日、熊本県荒尾市の水産会社「熊水(くますい)」と植野樹(たてき)社長(56)=福岡市西区=を食品表示法違反の罪で略式起訴した。福岡簡裁は同日、同社と植野容疑者にそれぞれ罰金100万円の略式命令を出した。起訴状によると、植野容疑者は2020年5月~21年11月、韓国産のアサリを「熊本産」と偽って納品書に記載し、山口県宇部市の水産会社に約100トン(計約4150万円)を販売したとされる。