【企業】日本電産の大量退職 元幹部社員が告白「永守重信会長への過剰な忖度が蔓延している」
京都・桂川のほとりのプレハブ小屋で日本電産が産声を上げてから今年でちょうど50年。現会長の永守重信氏(78)ら4人でスタートした会社は、いまや売上高2兆円に迫る世界最大手のモーターメーカーとなった。その日本電産で社員の「大量退職」が起きている。彼らはなぜ辞めたのか──
会社を去った者たちの肉声をジャーナリストの大清水友明氏がレポートする日本電産はグループ全体の従業員は11万人を超えるが、本体の社員は2500人あまり。