二階氏、支援者に何も語らず事務所去る 和歌山1区で自民候補が敗北
衆院和歌山1区補選で、自民党の前職・門博文氏(57)が落選確実となったのを受け、事務所に集まった二階俊博元幹事長、世耕弘成参院幹事長、石田真敏元総務相らは一様に硬い表情を浮かべた。門氏の「(二階氏らに支援を)十分やっていただいたが、わたしの行き届かないところがこのような結果になり、心からおわびを申し上げる」との敗戦の弁につづき、選対本部長の世耕氏があいさつしたものの、県連会長の二階氏は集まった支援者の前でなにも語ることなく、事務所を後にした。