【酒】“飲みニケーション”は幻想 データ分析の結果、効果が否定される
5月8日より新型コロナウイルスの感染症法上の取り扱いが「5類」に移行することで、さまざまな社会活動がコロナ前に戻りつつある。職場での飲み会も徐々に復活しているが、体質的にお酒が飲めず飲み会を楽しめない人もいる。お酒が飲めないことは働く上で不利なことなのだろうか?この疑問に答えるために、筆者は日本、韓国、台湾の共同研究者と共に、アルコール耐性がどれほどあるかを示すアルコールパッチテストの結果と併せて、所得や労働時間を聞くサーベイ調査を約3300人の男性を対象に行った。