【三重】「動物虐待を許してはいけない」「時代遅れで廃止すべき」 揺れる700年の伝統、桑名の「上げ馬神事」は動物虐待か
三重県桑名市の多度大社で700年にわたる歴史を持つとされる「上げ馬神事」を巡り、馬への虐待に当たるとの批判が相次いでいる。馬が人を背に土壁を駆け上がり、壁を越えられた回数で農作物の豊凶などを占う伝統行事。県無形民俗文化財にも指定されているが、近年は動物愛護の観点から問題視されることも多くなった。新型コロナウイルス禍のため4年ぶりの開催となった今年は、1頭が骨折のため安楽死に。