米下院議長、野党共和党「大多数が支持」 債務上限引き上げ合意
マッカーシー米下院議長(野党共和党)は28日の記者会見で、バイデン大統領との「債務上限」引き上げを巡る原則合意について、共和党下院の大多数の支持を得られるとの見通しを示した。合意を巡っては、特に共和党右派から不満の声が上がっており、関連法案の議会通過が難航するとの懸念もある。米メディアによると、原則合意には、連邦政府の借入限度額である債務上限を向こう2年間引き上げる一方、2024年度(23年10月~24年9月)と25年度の国防費以外の歳出を抑制することが盛り込まれた。