宿泊施設の客室稼働率、昨年1位は山口県…要因は「瀬戸内海側に広がるコンビナート」
2022年の山口県内の宿泊施設の客室稼働率が6割弱となり、都道府県別で全国1位になったことが観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)で明らかになった。コロナ禍にもかかわらず、ビジネス客の利用が堅調だったことが要因とみられ、県は「(2次産業の比重が大きい)山口の産業構造の結果」と分析している。(相良悠奨)観光庁は全国のホテル、旅館、簡易宿所などを対象に毎月、調査票の郵送・回収やオンラインを通じて宿泊旅行の実態を調べている。