【経済】冷凍弁当の支持拡大、勤労世帯などの需要伸長、ライフスタイルの変化なども影響
冷凍食品の需要は依然として堅調に推移している。その中で、冷凍宅配弁当の需要も高まっているという。自炊よりも高価だが、自分の時間を有効に使いたい、少しでも手間を減らしたいなどのニーズから、勤労世帯や主婦などから支持されているようだ。冷凍弁当のメーカーでは高齢世帯だけでなく、若者への訴求も強めている。矢野経済研究所(東京都中野区)によると、2020年度の食品宅配市場は前年度比14.3%増の2兆4969億円で、2025年度には2020年度比17.4%増の2兆9321億円を見込む。