【古生物】クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”化石、ついに新種と特定、どんな動物!?
■80年近く謎だった3200万年前の肉食哺乳類、広範囲に歯が欠けていたクマの最も古い仲間の一つは、グリズリー(ハイイログマ)というよりはアライグマに似た姿をしていて、カタツムリの殻をかみ砕くのが好きだったようだ。「Eoarctos vorax」と名付けられたこの化石哺乳類は、本格的な哺乳類の時代に突入した約3200万年前、スカンクやアライグマ、クマ、さらにはアザラシを含むグループがどのように始まったかを解明する手がかりになるかもしれない。