【和歌山地裁】裁判官が審理せず判決、地裁がミス認め謝罪…遺産相続訴訟の原告「2年前に終わったはずなのに」
※2023/06/11 13:02
読売新聞
和歌山地裁で2021年6月、遺産相続を巡る訴訟の審理に関わっていない裁判官が判決を言い渡すミスがあったことがわかった。判決は原告の勝訴だったが、原告は効力に疑いが生じかねないとして適正な判決を出し直すよう求めて控訴。全面勝訴でも上訴できるかが争点となり、大阪高裁が控訴を却下したのに対し、最高裁は今年3月、1審判決に「重大な違法があり、控訴は認められる」と判断し、審理を高裁に差し戻した。