妻の死を公表してないのに…「家族守れぬ人に国守れぬ」と発言、自民党の中山前議員に賠償命令
読売新聞オンライン
ラジオ番組で妻の死を公表されたとして、日本維新の会の美延映夫・衆院議員らが、自民党の中山泰秀・前衆院議員を相手取り、慰謝料など660万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁(達野ゆき裁判長)は30日、中山氏によるプライバシー侵害を認め、66万円の支払いを命じた。判決によると、中山氏は2022年4月、出演したラジオやネットの番組で、美延氏の妻が16年に死亡したことに言及し、「家族を守れない人に国を守れない」などと述べた。