【訃報】沖縄からの疎開船「対馬丸」から生還 平良啓子さん死去 88歳
2023年7月30日 11時39分
太平洋戦争中の79年前、沖縄から九州に向かう途中、アメリカ軍に撃沈された疎開船「対馬丸」から生還し、自らの体験を語り継いできた平良啓子さんが29日、大動脈解離のため亡くなりました。88歳でした。対馬丸は、太平洋戦争中の昭和19年8月22日、沖縄から疎開する子どもたちなどを乗せて長崎に向かう途中、鹿児島県の悪石島の沖合でアメリカ軍の潜水艦に撃沈され、800人近くの子どもを含むおよそ1500人が犠牲になりました。