【自動車保険】保険料率全体への影響調査…ビッグモーター不正で割高になっていた可能性 損保料率機構
中古車販売大手ビッグモーター(東京)による保険金の不正請求問題を受け、損害保険各社で構成する損害保険料率算出機構は5日までに、自動車保険料率全体への影響を調べることを明らかにした。同社による不正請求で、自動車保険のすべての契約者の保険料がわずかでも割高になっていた可能性が出ているためだ。同機構は自動車保険料を算出する際の目安として、会員の損保各社から集めた契約情報や支払いデータなどから適正な保険料率を算出する「参考純率」を設定。