日本の食糧自給率58%で過去最低に…先進国で極端に低い水準 農水省 ★2
農林水産省によると、国内の食料をどのくらい国産でまかなえているかを示す2022年度の食料自給率は、生産額ベースで2021年度を5ポイント下回り58%で過去最低となった。穀物などの国際的な値上がりや円安で輸入価格が上昇したことなどが響いた。一方、カロリーベースの食料自給率は前年度と同様の38%。豊作だった小麦が平年並みに減少したことや、魚介類の生産量が減少を自給率を押し下げる一方で、原料の多くを輸入に頼る油脂類の消費減少などが逆に自給率を押し上げた。