【横浜地裁】強制わいせつ罪の男性被告に無罪判決 横浜地裁「推認させるに足りず」 鑑定で他人のDNA検出
2018年7月に、海老名市の歩道で女性を押し倒し、わいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた男性の判決公判で、横浜地裁は7日、無罪(求刑懲役2年6月)を言い渡した。西野吾一裁判長は「被告(男性)が犯人であると認定するには、合理的な疑いが残る」と結論付けた。検察側は、女性のストッキングと下着の付着物の一部が男性のDNAの型と一致するとした鑑定結果や、事件直前に現場付近で男性所有の車と同型が写った防犯カメラ映像などを証拠として提出していた。