【処理水放出】「処理水を台湾のダムに入れた」偽情報が中国語で拡散 大臣会見も改ざん、対日感情に影響か
朝日新聞デジタル
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に絡み、ネット上の偽情報を調査する台湾のNGOが、実例を挙げて警鐘を鳴らしている。処理水の危険性を強調し、人々の不安をあおる意図がみられたためだ。中国で使われる簡体字を用いた偽情報は少なくなく、中国世論の対日感情に影響した可能性がある。NGO「台湾ファクトチェックセンター」によると、偽情報の拡散は8月24日の放出前夜から始まり、放出後に加速した。