【京都アニ公判】青葉被告「国家財政の破綻」案じて経済財政担当相にメール 「国民気付いていない」とも、被告人質問で説明
36人が死亡、32人が重軽傷を負った京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第4回公判が11日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で始まった。前回の審理に引き続いて青葉被告の弁護側による被告人質問があり、2008年ごろ、青葉被告は国家財政の破綻を案じ、当時の経済財政担当大臣だった衆院議員の故与謝野馨氏へメールを送信していた、と説明した。