ゴーン被告、「名誉傷つけられた」と日産側に1470億円賠償請求…逃亡先レバノンで裁判始まる
カルロス・ゴーン被告(2020年1月、ベイルートで)日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が名誉を傷つけられたなどとして、日産や同社関係者らを相手取り、10億ドル(約1470億円)以上の損害賠償を求めた訴訟が18日、逃亡先のレバノンの裁判所で始まった。ロイター通信などによると、ゴーン被告は名誉毀損(きそん)や証拠捏造(ねつぞう)などを主張し、日産を含む3社と関係者12人に対し、精神的被害の賠償として5億ドル、報酬などの補償として5億8800万ドルを求めている。