食品、一部で値下げの動き 節約志向に対応―イオンとローソン
長引く物価高が家計を圧迫する中、小売企業の一部で食料品を値下げする動きが出てきた。イオンは25日、原材料価格が安定し始めたとして、食用油など計31品目の値下げを発表。ローソンもおにぎりを含む定番商品6品の価格を下げた。消費者の節約志向に応える商品を用意し、競合他社との差別化を図る考えだ。イオンは、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」シリーズの商品のうち、サラダ油、カップ麺、トイレットペーパーなど消費者の要望が多かった生活必需品として31品を選び、約2~15%値下げした。