共働き男性「短時間なら留守番させる。それが子育ての現実」…埼玉の「放置禁止」条例案、異例の白紙撤回
自民党県議団が提出した埼玉県虐待禁止条例の改正案は、委員会可決の4日後に白紙撤回が決まる異例の事態になった。緊急の会議で取り下げを決定した10日、田村琢実団長は険しい表情で記者会見に臨み、禁止事項として想定した子どもの「放置」事例に批判が相次いだ理由を「言葉足らず」「説明不足」だったと繰り返した。強く批判されたのは、子どもだけで留守番をさせることや、子どもだけの登下校といった、禁止事項の事例だった。