【連合】来年春闘の賃上げ目標、定昇分含め「5%以上」に 物価高に対応
労働組合の中央組織・連合は17日、来年の春闘の賃上げ目標を「5%以上」とする方針を固めた。今年の春闘は「5%程度」を掲げており、「程度」から「以上」に表現を強める。今年は賃上げ率が30年ぶりの高さになったが、実質賃金は前年割れが続いており、さらなる賃上げにつなげたい考えだ。19日に正式発表する。賃上げ目標の内訳は、年齢や勤続年数に応じた定期昇給(定昇)2%を前提に、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)目標を3%以上とする方向だ。