シカ被害防ぐ防護柵200か所余 破損のまま適切に管理されず (会計検査院)
2023年10月19日 18時29分
シカによる森林被害を防ぐため、国の補助金を使って整備された防護柵の状況を会計検査院が調査した結果、全国200か所余りで破損したまま適切に管理されていなかったことが分かりました。野生鳥獣による森林被害は、2021年度はおよそ4900ヘクタールと東京ドーム1000個分を超え、その7割がシカによる被害となっていて、農林水産省は自治体や森林組合がシカの侵入を防ぐ防護柵を設置する際に補助金を出しています。