イスラエル、ガザ出身労働者を送還へ 「一切の接触断つ」
イスラエルは2日、国内で働くパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)出身の労働者を送還すると発表した。イスラエルはガザを実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)の奇襲への報復として、ガザを包囲し、絶え間ない空爆を続けている。イスラエルの治安担当閣議は声明で「ガザとの一切の接触を断つ。パレスチナ人労働者がガザから来ることは今後一切ない」「戦争勃発の日にイスラエルに滞在していたガザ出身の労働者は、ガザに戻す」と述べたが、送還する具体的な人数は明らかにしていない。