「大阪の生徒に他生徒の授業料を使わなければならない」大阪の“高校無償化”に府外の私学関係者が反発
大阪府が実現を目指す高校授業料の「完全無償化」をめぐり、大阪以外の近畿の私立高校の代表者らが「断固反対」として、制度の見直しを求める要望書が提出されました。問題の根幹になっているのが、年間63万円以上の授業料を学校側が負担する「キャップ制」で、上限を超える授業料を地元の生徒などの大阪府外の生徒の授業料でまかなわなけばならない現状に、7日11時半から会見を開いた学校関係者からは「不公平だ」「混乱が生まれる」との声が上がりました。