【北方領土】政府が4億円超負担の「ムネオハウス」、ロシア公営企業が営利転用…中国の観光客も増加
北方領土の観光地化が加速している。実効支配するロシアが宿泊施設などを次々と建設し、ウクライナ侵略後に距離を縮める中国からの観光客も増えているという。コロナ禍や日露の関係悪化で「ビザなし交流」が途絶えて4年。元島民らも行き来ができないうちに、島の姿が変容している。日本人と北方領土に住むロシア人が旅券・査証(ビザ)なしで相互訪問するビザなし交流の中心拠点で、日本の訪問団の宿泊先だった国後島の「友好の家」。