「サケ(鮭)に頼って暮らしてきた」 アイヌ民族の先住権訴訟で当事者語る (ラポロアイヌネイション代表) 札幌・釧路地裁
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石垣明真 上保晃平 2023年11月30日 20時30分
アイヌ民族が伝統的に行っていた地元の川でのサケ漁は、先住民族の固有の権利(先住権)だとして、北海道浦幌町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」が国と道に対し、道知事の許可なしに経済活動としてのサケ漁をする集団的権利を認めるよう求めた訴訟で、団体の会長を務める差間正樹さん(73)に対する尋問が30日、札幌地裁(中野琢郎裁判長)であった。