【能登地震】「早く見つけてあげて」輪島朝市火災現場で一斉捜索、ブルーシートが張られ手を合わせる住民たち
「早く見つけてあげて」。降りしきる雨の中、住民たちは連絡が取れなくなった隣人の安否を気遣い、祈るように見守った。9日、能登半島地震で一帯が焼け野原となった輪島市の観光名所「輪島朝市」周辺で石川県警が150人超を投入して実施した捜索活動。がれきの下に残された人の痕跡が発見されたのか、警察官が捜索の手を止め、周囲から見えないように現場をブルーシートで覆うと、住民たちは目を潤ませ、手を合わせた。