放射性物質に汚染された自衛隊防護服など 誤って基地外に搬出され破砕処理 健康被害は確認されず
2024年2月3日 0時45分
福島第一原子力発電所の事故の影響で放射性物質に汚染された自衛隊の防護服などが先月、民間業者によって誤って基地の外に搬出され、破砕処理されていたことが分かりました。防衛省は、業者などに健康被害は確認されていないとしたうえで、再発防止に努めるとしています。防衛省によりますと、誤って破砕処理されたのは、13年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、周辺で活動にあたった自衛隊員が身につけていた防護服や手袋、マスクなど合わせて51点です。