【衆院予算委】旧統一教会問題が再燃 裏・少子化も野党攻勢―ほころび目立つ岸田首相答弁
岸田内閣の閣僚に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題が6日、再燃した。衆院予算委員会で、新たな攻撃材料を手にした野党は攻勢を強め、自民党派閥の裏金事件や政権の看板政策「異次元の少子化対策」でも追及。防戦を強いられる岸田文雄首相の答弁にはほころびが目立ち始めた。「これはとんでもないことだ」。立憲民主党の長妻昭政調会長は、盛山正仁文部科学相が2021年の衆院選に際して旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取っていたとの報道を取り上げ、こう批判した。