ハーバード大、米議会委に書類提出 反ユダヤ問題で
反ユダヤ問題を巡り米名門ハーバード大学が対応に追われている。同大は米議会下院の教育・労働力委員会の召喚状に応じ、4日までに書類を提出した。2月29日には同委員会が開いた公聴会でユダヤ系の大学生ら9人が証言し、フォックス委員長(共和党)は「大学の責任追及を続ける」と述べた。大学の報道担当者、ジェーソン・ニュートン氏は5日、日本経済新聞に「今回の提出を含め、1月から合計4900ページに上る書類を(委員会へ)11回にわたり提出した」と述べ、「ハーバードは学内の反ユダヤ主義を非難する」と強調した。