スペースデブリを捕獲・大気圏で燃やして廃棄 日本の新興企業子会社がデモ
ロイター
日本の新興企業アストロスケールの英国子会社は、宇宙で軌道上に浮遊する古い人工衛星などのスペースデブリ(宇宙ごみ)を捕獲し除去するロボットアームのデモを行った。持続可能な宇宙利用が目的で、デブリに接近・捕獲したのち地球の大気圏に再突入させ、燃え尽きさせることで廃棄する仕組みだ。宇宙には1万トン、4万個近いデブリがさまざまな軌道を漂い、衝突も起きているため、インターネット接続などに欠かせないデバイスが危機にさらされているという。