フランスの“安楽死”法案が「友愛の法」と名付けられた理由 マクロン大統領が強調する「死の支援法」の中身
フランス国旗の赤色があらわす「友愛」の理念は、終末期医療にも関わる3月10日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は現地の新聞2紙(ラ・クロワとリベラシオン)の独占記者会見において、新しい終末期医療に関する法律を「友愛の法」と特徴づけた。(生命倫理学者・盛永審一郎)なぜ終末期医療に関する法律が「友愛の法」なのか周知のようにフランス国旗は青、白、赤の3色からなり、それぞれフランス革命の理念を象徴しているとされる。