5月の電気ガス、全社値上がり 再エネ賦課、LNG高で
大手電力10社が28日発表した5月(4月使用分)の家庭向け電気料金は、前月に比べ全社で値上がりとなった。再生可能エネルギーの普及に向け、料金に上乗せされる賦課金が上昇することが影響する。ガス料金も原料となる液化天然ガス(LNG)の輸入価格上昇を要因に、大手都市ガス4社全てで値上がりとなる。各電力の標準家庭向け料金の上昇幅は、中部が579円、東京が561円、東北と関西が543円、九州が520円、中国が514円、四国が511円、沖縄が499円、北陸が457円、北海道が441円となる。