【広島】読売新聞の独禁法違反、一転して認めず 押し紙訴訟、元販売店が敗訴 大阪高裁
2024年03月28日 14時59分
広島県福山市にある新聞販売店の元店主が、読売新聞から不要な仕入れを強制される「押し紙」被害にあったとして起こした訴訟の控訴審で、大阪高裁は3月28日、元店主の控訴を退ける判決を言い渡した。●一審判決は独禁法違反を認定
一審判決は、元店主が前任者から店舗を引き継ぐ際、読売新聞大阪本社が、実際に販売・配布する部数(実配数)の約2倍の注文を指示したとして独占禁止法違反(平成11年告示3項2号)を認定した。