仕事にやりがいを求めない「静かな退職」、正社員のほぼ半数 働き方の「価値観」に変化
やりがいやキャリアアップは求めず、決められた仕事を淡々とこなす「静かな退職」という働き方が注目されている。就職活動の支援サービス事業などを行う「マイナビ」(東京)が実施した調査では、回答した正社員の半数近くが「『静かな退職』を感じている」という結果が出た。担当者は「管理職ポストの高い競争率や、新型コロナウイルス禍による在宅勤務の定着によって、働き方への価値観に変化が生じている」と指摘した上で「『静かな退職』という選択をする人は今後も出てくる」と分析している。