「投票所」まで往復3日、送料1万7000円…海外の有権者の残念すぎる現実 なぜ改善されない?
4月末の衆院3補欠選挙で、長崎3区は在外投票の投票率がわずか1.23%だった。外国に住む人が帰国しなくても国政選挙に投票できる在外投票は在外公館で行えるが、自宅から遠くて往復3日かかるケースも。郵便投票の仕組みもあるが、投票日までに日本に届かないケースが相次ぎ、投票を諦める人が後を絶たない。海外の有権者有志「海外有権者ネットワークNY」は11年前から政府にネット投票導入を求めているが、まだ実現しそうにない。